キハ40 700 (マイクロエース製) DCCデコーダ搭載

このページでは、キハ40 700番台(マイクロエース製)へのDZ143PSデコーダの搭載事例をご紹介します。

ご注意!
・デコーダ搭載に関わる破損、傷害等につきましてはご自身の責任のもとで改造をお願いします。
・ご紹介している方法は一例です。最善の方法とは限りませんので、ご自身でもご検討いただければ幸いです。
・一部、電子部品を規格外で使用している箇所があります。使用する部品の規格を確認のうえ必要であれば定数の変更等をお願いいたします。


 おなじみのリレー転極回路を使う方針で、ライトユニット、室内灯への配線は、製品自体の機構を利用してスッキリ仕上げました。

 まずは、ライトユニットを分解するために屋根を外し、前後の室内灯のユニットへの配線を外します。

 この配線を外さないとライトユニットが外れません。

 ライトユニットを取り外し、真っ黄色のヘッド用LEDは電球色LEDに変更しました。

 方向幕用の電球については、あえてそのままにしています。
 (リレー転極を導入すると方向幕用のLEDに整流回路が必要になってしまうためと、LED化で輝度をあげると後進時のヘッドライト部への遮光が問題となるため)

 運転機器と椅子を塗装して雰囲気UP!

 ライトユニットのハンダ面はこんな感じです。

 LEDの交換時にプラスチック部品を溶かしてしまわないように注意します。

 おなじみ、リレーでの転極回路です。

 キハ110の時のように、トイレ部に収容しようとしましたが、サイズが多く、やむを得ず通路においています。
 (代わりにデコーダをトイレ部に取り付けようと思います。)

 リレー転極回路の詳細はキハ110のページを参照ください。


 台車からの集電を受ける電極板にハンダ付けしてレールからの電流と取り出しデコーダに接続します。

 ちょっと見づらいですが、モータへ電線をハンダ付けしデコーダに接続します。

 モータの周囲は絶縁に気を配り、デコーダの焼損を防止します。


 車両とデコーダの接続には、IC用の丸ピンを利用し、DZ143PSを無加工で接続できるようにしました。


 デコーダと転極用リレーはトイレ周辺に纏めました。

 ライトユニットへの配線は、製品自体の機構(電極)を利用します。一度床板のしたにケーブルを潜らせ、電極にハンダ付けしています。


 完成し試運転中です。これからシール類でドレスアップし、賛否両論のお顔の窓周りを修正予定です。

 ちょっと、衝動買いしてしまった感がありますが、高校時代に乗りつぶしに行った際に乗った夕張線の単行DCを思い出し、思い出に浸っております。

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