このページではDCCデコーダの搭載事例をご紹介します。
先頭車からライト基板を外します。
愛称幕用の電球は面白い取り付け方です。これは白色LED化します。
ヘッドライト用の黄LEDは電球色LEDに変更します。
テールライト用のLEDはそのまま流用します。
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愛称幕用の白色LEDはリード線を短く切断し、もとの電球のリード線に半田付けします。LEDのリード線では太く、硬いので、もとのとおり組み立てることができないためです。また、逆耐圧用のダイオード、限流抵抗をチップ部品を使用し取り付けします。必要に応じてパターンのカットを行っておきます。
デコーダへの配線をしておきます。
青線と黒線が繋がっている間はパターンをカッターで傷を入れて絶縁しています。
LEDや電線を半田付けする際に、プラスチック製のスイッチを溶かさないように注意して作業します。 |
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テールレンズと愛称幕用LEDへの配線の位置関係を注意しながら、ヘッドライトケースに基板を組み立てます。
デコーダはの各配線が逃げられるようにライトケースにクサビ上に切り込みを入れておきます。 |
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デコーダはFL12を使用します。
各電線のデコーダへの接続は右のとおりです。
LEDへの限流抵抗を忘れずに取り付けます。ここでは1KΩとしました。
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レール側の配線は右のとおりです。
自作開発中のデコーダ試験をする予定なので、デコーダを用意に変更できるようにDCC5極コネクターを使用します。 |
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車両に組み込んだ様子です。キハ183は運転席後部に機器室があるので、うまい具合に収容することが可能です。(キハ82でも同様に収容できます。)
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愛称幕は電球にくらべ、輝度が上がりすぎたので、ティッシュペーパをつめて輝度を、さげヘッドライトとの輝度バランスを調整しました。
ヘッドライトはやはり電球色LEDのおかげで非常に良い仕上がりです。
つづいて、動力車への搭載方法をご紹介します。
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動力車の上回りと下回りをバラします。
Nゲージメーカ製なので、Nゲージをそのまま大きくしたような動力ユニットなのはTOMIXの113系と同じです。
モータの電極を切断し、電線を半田付けしたら。車体内へ取り出せるように組み立てます。
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モータからの配線位置をよく確認し、座席板に穴を開けて電線を取り出します。
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デコーダはデッキ部分に搭載しました。
レールからの配線(赤線、黒線)は室内灯用の電極にハンダ付けして取り出しています。このときすばやく半田付けしないとプラスチック部品が溶けますので注意が必要です。 |
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ご注意! ・デコーダ搭載に関わる破損、傷害等につきましてはご自身の責任のもとで改造をお願いします。 ・ご紹介している方法は一例です。最善の方法とは限りませんので、ご自身でもご検討いただければ幸いです。 ・一部、電子部品を規格外で使用している箇所があります。使用する部品の規格を確認のうえ必要であれば定数の変更等をお願いいたします。
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