キハ181 (TOMIX製) DCCデコーダ搭載

このページではDCCデコーダの搭載事例をご紹介します。


先頭車からライト基板を外します。
既に、電球色LEDや白色LEDが使用されているので、LED類はそのままとしました。

チップ抵抗を外します。テールライト用の赤色LEDを外し、一度足をまっすぐに整形し、今までと逆に取り付けます。このとき、LEDの取り付け位置が変わらないように注意します。(テールレンズと干渉します。)

集電板の陰で見難いですがチップ抵抗を外し、LEDを反対に付けなおしました様子です。(上の写真と比較してください。)

カッターナイフ等を使用して、丁寧にパターンを2カ所カットします。(写真の赤色の箇所です。)

デコーダとの接続は右の写真のようになります。

製品の集電板は車両下回りと接触し、電気的にレールと繋がります(赤、黒が接続されています。)

配線の色はDigitrax社のデコーダに準じています。

 今回、先頭車のデコーダはFL1を搭載しました。

 デコーダのライト配線面です。

 天地の区別がつきづらいですが、小さい電極の小さい穴を目印とすれば区別できます。

プラスコモン(青線)には680Ω(1/6W)をつなぎケーブルでライト基板に接続します。
(流したい電流値により適宜抵抗値を変更してください。)

 デコーダのレール配線面です。

 既に配線済みのライト配線があり、見づらいですが、赤線、黒線を接続します。

 続いて、動力車を分解します。

 モータの電極が大きくて一見ハンダ付けしやすそうですが、これがくせ者です。

 絶縁を確保するために電極を外し、モータの端子に直接、電線をハンダ付けしようとしたのですが、大きな電極のため、モータの端子がかなり奥まった位置にあります。。

 モータへのケーブルは客室中央を経由させます。

φ1.0mmのドリルで穴を開け、電線を通し、座席の脇を通し、デコーダを搭載する車端部まで配線します。

 デコーダを搭載した様子です。

 レールからの配線(赤線、黒線)は室内灯用の電極にハンダ付けして取り出しています。

 当初、DZ143PSを搭載していましたが、現在はFM13を搭載しています。

ご注意!
・デコーダ搭載に関わる破損、傷害等につきましてはご自身の責任のもとで改造をお願いします。
・ご紹介している方法は一例です。最善の方法とは限りませんので、ご自身でもご検討いただければ幸いです。
・一部、電子部品を規格外で使用している箇所があります。使用する部品の規格を確認のうえ必要であれば定数の変更等をお願いいたします。


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