PIC書込みアダプタ(8ピン、14ピン用)
自作で作ったPICマイコン用の書込みアダプタをご紹介します。
8ピン、14ピン専用としたことで配線数が少なく、初めての方でも簡単に製作できます。
はじめに...
PICマイコンをするには必要なソフトウェアを書込みする必要があります。
書込み方法はいくつかあるのですが、ここでは、純正のPickit2用の書込みアダプタを製作してみたいと思います。
部品リスト
パーツ点数は少ないです。
表中の金額は当方で利用したお店を参考に見積しています。 1000円でおつりがくると思います。
種類 | 品名、規格 | 数量 | 単価 | 小計 | 備考 | 主な入手先 | |
ゼロプレッシャーICソケット | 14ピンタイプ | 1 | 340 | 340 | 千石 | ||
ユニバーサル基板 | Cタイプ | 1 | 60 | 60 | 相当品可 | 秋月 | |
ピンヘッダ | 40P(オスL型) | 1 | 50 | 50 | 1×40 | 秋月 | |
プラスチックネジ | 3mm | 1 | 100 | 100 | 長さ7mm | 秋月 | |
すずメッキ線 | 0.5mm | 1 | 210 | 210 | 千石 | ||
合計 | 760 |
入手先のお店の情報はリンクのページからたどって見てください。
部品の外観
ゼロプレッシャーICソケット
ユニバーサル基板
ピンヘッダ (使用する6列に切断後の画像です)
すずメッキ線(直径0.5mm)
製作手順
以下の図の青線のとおり、すずメッキ線で配線します。
まず、Pickit2接続用のヘッダピンを位置決めしてから、ゼロプレッシャーソケットの位置を決めます。
以下の図は普通のICソケットで作図していますので、周囲の大きさが異なるので注意してください。
使用方法(8ピンのPICマイコンの場合)
ポイント用デコーダで使用しているPIC12F629や、ワンコインFLデコーダで使用しているPIC12F683はこの方法で書込みます。
ICの位置は左つめです。
ICの凹みは左側にきます。
使用方法(14ピンのPICマイコンの場合)
ワンコインデコーダで使用しているPIC16F684はこの方法で書込みます。
ICの凹みは左側にきます。
参考(腕に自信のある方は。。。)
このページでは簡単に製作できるように、8ピン、14ピンのPIC専用として設計しましたが、PICには多くの種類がありすべての種類に対応できません。
そこで、私は、8ピン、14ピン、18ピン、20ピン、28ピン、40ピンのPICに対応できるアダプタを用意しています。
ほとんどすべてのPIC16Fシリーズに対応できて便利です。参考にさせていただいたページは PICkit2用ZIFソケット基板の製作 です。