「PICKit2 Programmer」 の使い方(PICKit2)

はじめに

 「PICKit2」を使用してPICマイコンに書き込みを行うソフトである「PICKit 2 Programmer」について説明します。

 ソフトのインストールだけでは、PIC12F1822(ワンコインデコーダ4)、PIC16F1827(信号機デコーダ)への書き込みができません。
 かならず「デバイス定義リストの更新作業(以下に詳細説明)」を行ってください。




 PICkit2は、2011年10月のデバイス定義ファイル(1.62.14)以降、マイクロチップ社からの更新は行われていませんが、サポートされているデバイスはとても多く、現在でも多くの流通しているPICのマイコンやシリアルEEPROMの書き込みにも対応しています。

 PICkit2は、PICki32に外観こそよく似ていますが、シリアル送受信、ロジック・アナライザ機能など、「PICkit2」特有な、便利な機能があり、現在でも人気があるプログラマです。

 初めてPICプログラマを購入する場合は、今後発表される新しいPICマイコンの事を考え、PICkit3の購入をお勧めします。しかしながら、ワンコインデコーダ3の製作しか予定していない場合は「PICKIT2」で十分ですので、当サイトで紹介している「Simple PICKit 2」を半田付けの練習を兼ねて製作しても良いと思います。
 PICkit2のサポートマイコンの一覧(microchipへリンク)

ソフトウェアの入手

 「PICKit 2 Programmer」を使用するには、マイクロチップのホームページから、最新版をダウンロードしてインストールします。

 PICkit2の書き込みアプリケーションソフトは、PICkit 2 Development Programmer/Debuggerのページで最新版がダウンロードできます。
 (PICkit2+デバッグボード付属のPICkit2 Debug Expressのページではダウンロードができませんので注意してください。)

  PICkit 2 v2.61.00 Setup A.zip (既に.NET Frameworkがインストール済みの場合)
  PICkit 2 v2.61.00 Setup dotNET A.zip (.NET Framework2.0が同梱。不明な場合はこちら)
  日本語マニュアルもダウンロードしておくといいと思います。

ソフトウェアのインストール

 当方のWindows10環境にインストールする様子を以下に説明します。

ダウンロードしたファイルはZIPファイルなので、右クリックし「すべて展開」を選択します。
 

setup.exeをダブルクリックします。
 

セットアップウィザードが表示されます。「Next」を選択します。
 

インストールフォルダの指定画面です。必要事項を確認し「Next」を選択します。
 

インストールを開始します。「Next」をクリック。
 

ライセンスに関する画面が表示されるので、「I Agree」をチェックし、「Next」をクリックします。
 

インストールが完了したら「Close」をクリックします。
  

以上で、PICKit 2 Programmerのインストールは完了です。

PICKit 2 をパソコンに接続します

 ここで、PICKIT2をパソコンのUSB端子に接続します。
 ドライバはWindows標準のHIDデバイスとして認識されるので、特段必要ありません。
 
 
 しばらくすると、USBの認識音がして、使用可能になります。

デバイス定義リストの更新(重要)

 PICkit2はそのままでは、PIC12F1822やPIC16F1827といった、PIC16F1シリーズへのソフト書き込みができませんので注意が必要です。
 以下の手順で「デバイス定義リスト」を更新し対応させます。

 (1)更新前Verの確認

 デスクトップにある以下のアイコンをクリックしてソフトを起動します。

 

 更新前のVerを確認します。DeviceFileVersion1.61.00となっているはずです。
 

 一旦、ソフトを終了します。

 (2)デバイス定義ファイルのダウンロード

 マイクロチップテクノロジー社よりデバイス定義ファイルをダウンロードする。
 ダウンロードはコチラ(Zip)です。 ミラー

 適当なフォルダに保存して解凍します。

 (3)デバイス定義リストの更新

 解凍して得られた、PK2DeviceFile.datを、PICkit2のインストールされているフォルダにある、PK2DeviceFile.datと入れ替えます。

 標準的なインストールでは以下のフォルダです。
 C:\Program Files (x86)\Microchip\PICkit 2 v2

 上記にインストールされているはずであるので、上書きで保存する。
 もしくは、万全を期したい方は、古いPK2DeviceFile.datを適当に名前を変更し、新しくダウンロードして解凍した「PK2DeviceFile-1.62.xxxx.dat」の名前をPK2DeviceFile.datにするのが良いでしょう。

 (4)Verの確認

デスクトップにある以下のアイコンをクリックしてソフトを起動します。
 

「Help」から「Abou」tを選択しバージョンの確認をする。

以下のバージョン(1.62.14)であればOKです。

PICKit 2 Programmerの使い方

 デスクトップにある以下のアイコンをクリックしてソフトを起動します。
 

PICKIT2のマイコンを接続した状態で立ち上げた画面例です。
Pickit2の接続と、PIC12F1822を認識していることがわかります。
 

もしも以下の画面のようにデバイスの認識がうまくいかない場合は次の手順で設定してください。
 

PIC12F629/675/683、PIC16F684などの場合は、Midrange-Standardを選択します。
PIC12F1822、PIC16F1827などの場合は、Midrange-1.8Vminを選択します。
 

続いて、PICマイコンと通信んができるか確認をします。
緑でDevice is Blankと表示されれば未使用です。プログラム書込み済みの場合はその旨が表示されます。
 

PICマイコンに書込むhexファイルを読み込みます。
「File」から「Import Hex」を選択します。
 

読み込むHexファイルを選択します。
 

PICマイコンに書込みます。「Write」をクリックします。
 

正常に書込みが終了すると緑色で「Programming Successful」と表示されます。
 

 以上が、PICKit 2 で書込むを行う手順です。

電圧エラーについて

  PICKit2は自身が供給する電圧について、チェックをしています。
 以下のようなVdd電圧に関するエラーが表示される場合があります。
 

このような場合は、Pickit2が出力する電圧値を変更するとエラーが解消する場合があります。
 

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