ポータブル mp3 プレーヤ の製作

 鉄道模型に使うPICマイコンの勉強のために、趣旨はことなりますが、MP3プレーヤを作成してみました。

 今まで、MDプレーヤを使用していたのですが、曲数に不満を覚え、買ったほうが安いし高機能なのは覚悟したうえで自作に取り組みました。

 このページでは電子マスカットさんが製作されたものをベースに自分なりに工夫してみました。

ご注意:
・本サイトの情報を元にした製作等に関わる破損、傷害等につきましてはご自身の責任のもとでお願いします。
・ご紹介している方法は一例です。最善の方法とは限りませんので、ご自身でもご検討いただければ幸いです。
・使用する部品の規格を確認のうえ必要であれば定数の変更等をお願いいたします。


 プリント基板の製作

 20年ちかく、電子工作をしてきましたが、自分で基板を製作したことはありませんでした。

 夏休みを利用し、基板の製作用品を揃え、自作してみました。面実装のICを利用し、小型に製作するには専用基板がどうしても必要になるからです。

 


 金属ケースでCOOLに!

 タカチのYMシリーズを使用してCOOLに製作してみました??

 単四電池の収容場所はSDカードスロットの下です。自分で小さく装置をつくると、メーカ製の機器の高密度、小型実装の大変さがよくわかります。

 操作ボタンは側面に配置しました。これは広い面に設置すると、ポケットの中に入れたときに勝手にボタンを押した状態になることを避けるためです。

  


 クリアな音質に感動!   しかし。。。

 少々勢いで作成してみた感があるポータブルmp3プレーヤですが、ノイズもほとんどなく、非常にクリアな音質で非常に満足しています。

 操作ボタンも音量の大小大小と、曲送り、戻し、再生、一時停止、電源OFFと限られた機能ですが、逆に使い勝手が良いと感じるから不思議です。

 いい気になって音楽解消していると、電池残量の警告ビープ音が曲間でなるようになりました。単四電池とはいえ、ずいぶんと早いなぁと思い、電流を計測すると、150mAくらい流れています。意外と消費電流が多いようです。

 また、電池の交換、SDカードの交換にいちいちケースのフタを開けなければならない構造のため、外出先で電池交換もできない等の課題が発生しました。

 そこで、構造を見直した2号機の製作に取り掛かりました。


  電池ボックス付ケースに変更

 電池の交換と、SDカードの交換を行いやすいように、同じタカチ製の電池BOX付ケースを利用し2号機を作成しました。

 電池BOXのフタの構造等もあり、1号機よりもさらなる、高密度化が求められました。

 そこで、SDカードスロットの接続方法を変更することで、なんとかケース内に収めることができました。


 ハッキリいって買ったほうが安くて機能的にも高いものが入手できますが、自分で作ったもので、音楽を楽しむのもなかなか満足感が高いです。基板さえうまく作れば、高い確立で作成に成功できると思いますので、みなさんも自分だけの1台を作られてはいかがですか。
 


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